公認会計士

【コスパ最強】監査法人勤めの公認会計士が年収晒します。

こんにちは会計士てるです。

公認会計士試験は難関資格といわれています。その試験を突破するためのモティベーションとして何といっても外せないのは年収・給料の高さではないでしょうか。

でも、インターネットで出てくる情報は結構適当なことがあり、本当のところはどうなのかわからない事も多いかと思いますので、実際に4大監査法人の一つで働いている私が正直なところを暴露していきたいと思います。

ネットで言われている会計士の年収は割と当たっている。

最初に結論から言ってしまえば、最近は私を含む現役の公認会計士試験ブロガーも出てきていますので、年収情報に関しては結構正確な情報が出回っています。

例えば、六本木の公認会計士いきぬき (息抜き編) で紹介している年収は以下の通りです。残業水準は年間360時間計算ということで、本当の年収はこれよりも100万~150万程度高いと考えられます。(地)は地方事務所を表しています。

スタッフの年収

シニアスタッフの年収

マネージャーの年収

シニアマネージャーの年収

次は、東京CPA のブログからの引用です。

さらに会計士GTRさんのブログ では次の通りです。

職位
年次 平均年収
スタッフ 1年目〜4・5年目 600万円前後
シニアスタッフ4・5年目〜7・8年目 800万円前後
マネージャー 7・8年目〜12・13年目1000万円前後
シニアマネージャー 12・13年目〜20年前後 1200万円前後
パートナー 20年目前後〜 1500万円超

三つのブログともに公認会計士の方が運営されており、非常に信頼できるデータだと思っております。また、私が働いている実感としても大きく乖離するものではありません。

ただし、いくつか補足する点がありますので、次はそれらを見ていきましょう。

パートナーの年収

上記のブログにおいては、パートナーの年収については詳しく乗っていませんので、もう少し掘り下げて説明してみます。

パートナーは、監査法人の運営者(株式会社言うところの株主)に当たり、その他の従業員会計士とは異なります。そのため、パートナーに昇給する前には、いったん監査法人を退職し、監査法人に出資をする形でパートナーに加わります。

パートナーには有給休暇の概念もなければ法定労働時間の概念もありません。パートナーの場合は給料というよりは報酬という言葉が適切です。

パートナーの年収は監査法人の業績や個人の営業成績によって左右されるので、平均値を出すのはなかなか難しいです。聞いた話では、監査法人の業績が悪い時はボーナスがないのはもちろん、法人資金を補填するために費用を追加で出す場合もあるそうです。

とはいえ確実なのは、 パートナーの年収が1500万円超なこと です。さらに、これはパートナーになりたての人の水準ですので、数年パートナーをやって、いくつかの役職を持っている人は3000万円程度、部門の総括(要するに部長)をしている人は高い人で5000万円程度です(法人によっても異なります。)

そして、最近はパートナーの年収水準を諸外国に合わせる動きもあり、監査法人のトップであるCEOの年収は1億円はくだらないと言われています。(あくまでも噂ですが)

会計士の年収は残業代依存

会計士の年収は決して安くはありませんが、残業なしの額面はスタッフレベルで30万円程度です。そのため、シニアスタッフまでの年収は残業を沢山する人と全くしない人でかなりの差が開くことになります。

一例では、部門で一番残業が多く、評価も高いシニアスタッフでは年収が1000万円に近くなります。まれに超える人もいます。その一方で、残業をほとんどせずに、評価もそこそこもシニアスタッフでは750万円から800万円弱になります。
この通り、同じ職階でも残業の量で年収にして150万円から200万円近い差が付きます。

なので、若い会計士で年収の自慢をしてくる人がいれば、社畜の可能性が高いでしょう。(笑)

また最近では、大手監査法人の残業規制が強まり、以前ほど残業をしなくなりましたので、残業で稼ごうと思っている人は思っているほど年収が上がらない事になるかと思います。

監査法人の非常勤勤務・アルバイトの時給

監査法人は季節によって忙しかったり暇だったりします。そのため、忙しい時には、元職員や紹介で非常勤の公認会計士を雇用したりします。
また、私のように大学在学中に受かった場合、正社員として雇用することができないので、アルバイトという形で働かせます。

実際の時給はどうなのかというと、公認会計士資格を持っている人でシニアクラスの非常勤だと時給4000円から5000円程度が多いと言えます。一日7時間20日働くだけで、70万円なので、かなりの水準であることがわかりますね。

学生合格の時給は、年度によっても違うのですが、どこの法人も2500円から3000円程度は出しているようです。こちらも上と同じ条件であれば、月42万円と大学生にとっては非常に高い金額になります。

実際の私の年収

この記事を読まれている会計士受験生の方のために私の年収晒してみます。

1年目544万円 (2月-12月まで)
2年目631万円(ボーナス満額支給)
3年目665万円(J3でスタッフのためあまり上がらず)
4年目729万円 (途中でシニアに昇格)

 

学生合格だったので、1年目は2月から12月までの給与の合計となっています。また、1年目はボーナスが満額でないので、この程度です。

2年目からはボーナスが出て600万円にはまずみなさん乗っているのではないでしょうか。

4年目でシニアに上がる際は評価が高いのでボーナスも多く出ます。

もちろんベースも上がるので、700万円〜のイメージです。あとは残業次第ですが、最近は残業規制がきついので、1,000万円行くことはまず無くなっています。

まとめ

公認会計士の年収についてまとめると、大体一年目で500万円程度。二年目以降のスタッフで600万円から700万円いかないくらい。シニアスタッフでは、750万円から1000万円程度。ただし最近ではほとんどないと思います。
マネージャーで900万円から1200万円程度。シニアマネージャーになると1200万円から1500万円程度。パートナーが1500万円超だが、平均は3000万円程度。最高額はどの法人も1億円は超えてくる。

これを高いとみるか低いと見るかは人次第ですが、少なくとも学生合格した者にとってはかなり高い部類に入る。新卒で年収500万円から600万円を狙える企業・職種はそう多くありません。逆に30歳を超えて合格した人にとっては微妙。30歳で年収500万円を超える企業は少なくないので。

ABOUT ME
会計士てる
大学3年時に公認会計士試験に一発合格。 その後海外留学を経て、大手監査法人に入所。その後、製造系の上場企業の監査業務、IFRS導入支援業務に従事。現在は国際金融部にてフィンテック系企業及び金融機関の監査・コンサルティング業務を行なっている。