簿記2級

【新常識】簿記2級の勉強時間は400時間かかる!最短時間で合格できる方法をお教えします。

こんにちは、会計士てるです。

元々、簿記2級に受かるには、250時間程度で十分だと言われてきました。

でも最近、簿記2級の難易度はぐんぐんあがっています。そこで、今日は、現在の簿記2級の合格までの勉強時間は何時間かかるのか、解説します。

もはや簿記2級は250時間では合格できない

昔は簿記2級は2カ月250時間くらいで受かるということが多かったですし、多くのサイトはまだ250時間といっていたりします。

しかし、試験範囲の改定に伴い簿記2級の難易度は急上昇しました。

連結会計やリース、ヘッジ会計等、従来は簿記1級で出題されていた論点が簿記2級で出題されるようになりました。

詳しくは以下の記事を見ていただきたいのですが、最近の簿記2級の合格率は15%前後と非常に低くなっています。

私が簿記2級に受かった時の合格率は30%程度でしたので、いかに難易度が上がっているかがわかると思います。

私は簿記3級に受かった後に簿記2級を受けたのですが、その当時で簿記3級+150時間程度かかっていたと記憶していますので、0から簿記2級にうかるまでは250時間はかかっていたと思います。

そのため、試験範囲が広がった現在の試験では、250時間で受かるのは相当難しいと考えて間違いないでしょう。

新範囲の簿記2級に受かる勉強時間

それでは、範囲が広がった新しい簿記2級に受かるには何時間程度勉強すればいいのでしょうか。

従来の勉強時間の目安である250時間をベースに考えてみましょう。

主な追加論点

・リース取引

・外貨建取引

・その他有価証券の処理

・税効果会計

・連結会計

・連結会計 アップストリーム

以上が簿記2級に追加された主要な論点です。中でも難易度が高いのは、連結会計です。

正直な話、簿記2級受験者に連結会計を理解するのはかなり難しいと思います。

簿記1級や公認会計士試験でも頻出のこの論点は質的に理解し会計処理するのが難しく、簿記2級の基礎的な内容だったとしても理解するのには時間がかかると思います。

勉強時間に直せば、連結を理解して本試験レベルの問題を解けるようになるまでに40時間~70時間程度かかると思います。

その他の論点でざっくり10時間ずつかかるとして、40時間かかる計算です。

以上より、旧基準より100時間程度多い、350時間~400時間が現在の簿記2級の勉強時間だと考えます。

これは一日3時間勉強するとすると130日、約4カ月、一日6時間だと2月かかる計算です。

社会人の方は平日に6時間勉強するのは無理ですので、平日2時間、休日5時間勉強して、4カ月かかる計算になります。

最小の勉強時間で受かるためにはどうすればいいか

400時間合格までに必要だと聞いて、多いなと思った方もいるかと思います。そこで、勉強時間を短縮するためのコツをまとめてみました。

勉強時間を短縮するTIPS

1. テキスト・問題集は一つを完璧にする

2. 過去問分析を行う

3. 難しい問題は思い切って勉強しない

4. 理解を重視する

5. 予備校を使う

順番に説明します。

テキスト・問題集は一つを完璧にする

これは基本です。簿記2級は範囲が広くなったとはいえ、出る範囲は決まっています。そのため、いろんな本に手をだしてもあまり意味がありません。

自分に合ったテキスト・問題集を完璧にすることを心掛けてください。参考までに主要なテキストをまとめときます。

スッキリわかる シリーズ

よく売れているようですが、 正直あまりおすすめではありません。TACなら、この後にでる合格テキストシリーズがおすすめです。

合格テキストシリーズ

こちらもTAC出版が出しているシリーズです。私もこれで勉強していましたが、ベーシックなつくりで特にこだわりがない方はこちらのテキストか下記の簿記検定シリーズがおすすめです。

みんなが欲しかった シリーズ

可もなく不可もなくというレベルです。悪くないという話もありますが、私と著者との相性の問題なのかもしれません。

パブロフ流 シリーズ

あまりこちらで勉強している人を見たことありません。

すっきりシリーズもそうですが、こういう分かりやすさを売りにしたテキストで本当に分かりやすいテキストを見たことがありません。

大抵はイメージ先行で無理やり理解させようとして、結局説明不足に陥っているイメージがあります。

検定簿記講義 シリーズ

特にこだわりがなければこちらか、上記の合格テキストシリーズがおすすめです。

検定簿記講義のおすすめな点は値段が安い(税込み800円程度)な点と簿記講座の主催者側の人間が編集に携わっているので、本試験との整合性が高いテキストになっています。

私も読んだことがありますが、まとまっており、説明も分かりやすかったと記憶しています。

過去問分析を行う。難しい問題は切る。理解を重視する。

この3点については、下記記事で詳しく解説しましたのでご覧ください!

予備校を使う

これも王道といえば王道です。大原やTACといった予備校は簿記2級の講座を持っているので、それを儒教すれば、勉強時間を大幅に削減することができると思います。

また、専門学校のいいところは、一緒に勉強する仲間ができるので、モチベーションが落ちにくく勉強が継続しやすくなるところです。

ただ、問題は講座費用が高いことですね。それが気になる方は簿記講座の新勢力であるスタディングがおすすめです。

詳しくは下記記事で書いていますので、ご興味があればぜひ!

ABOUT ME
会計士てる
大学3年時に公認会計士試験に一発合格。 その後海外留学を経て、大手監査法人に入所。その後、製造系の上場企業の監査業務、IFRS導入支援業務に従事。現在は国際金融部にてフィンテック系企業及び金融機関の監査・コンサルティング業務を行なっている。